もみの木保育園の紹介
もみの木保育園は、1988年(昭和63年)11月、埼玉県深谷市のさくら・さくらんぼ保育園(創設者:斎藤公子氏)の保育に学び「自然の中で存分に遊んで育つ子ども時代を満喫できる保育園を」という趣旨のもと自然豊かな足守の古い農家の空き家を借りて、子ども4人と保育者2人でスタートしました。
当初から「生後2ヵ月から就学までの乳幼児・1年生~6年生までの小学生・障がい児を含めて」と対象に、子どもたちが仲間と共にたっぷり遊べる保育園づくりを目指してきました。認可外保育園に公的な補助金はなく、いつも資金難でしたが、父母と職員が力を合わせて、季節の物品売りや演劇、絵画展などの興業で運営費を工面しながら運営を支え、施設改善をしてきました。お金はなくても、物はなくても子どもたちはいつも豊かでした。四季の移り変わりを体いっぱいに感じられる自然の豊かさ、健やかな子どもたちを育てたいとの思いに繋がった愛情溢れる大人集団の団結力、これこそがもみの木28年間の大きな大きな財産です。これまで本当にたくさんの方々に支えていただきました。あらためて厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
子どもたちの笑顔と笑い声が絶えることのないように。根っこを育てる子育てがもっともっと広がっていきますように……。